特定技能1号の対象分野とは?
特定技能1号は、人手不足が深刻な産業分野において、一定の専門性・技能を持つ外国人を受け入れる制度です。
2024年の制度拡充により、対象分野は16分野となりました。
特定技能1号|16分野一覧
現在の対象分野は以下の通りです。
- 介護
- ビルクリーニング
- 工業製品製造業
- 建設
- 造船・舶用工業
- 自動車整備
- 航空
- 宿泊
- 農業
- 漁業
- 飲食料品製造業
- 外食業
- 自動車運送業
- 鉄道
- 林業
- 木材産業
従来の12分野から拡大され、物流やインフラ関連の分野も追加されています。
各分野の仕事内容と特徴
① 介護
高齢者施設での身体介護や生活支援が中心です。
人手不足が特に深刻で、日本語要件もやや高めです。
② ビルクリーニング
オフィスビルや商業施設の清掃業務。
未経験からでも始めやすい分野です。
③ 工業製品製造業
機械加工、組立、検査など製造業全般。
分野統合により幅広い業務に対応しています。
④ 建設
型枠施工、鉄筋施工、内装など。
屋外作業が多く、体力が求められます。
⑤ 造船・舶用工業
船舶の製造や溶接など。
専門性が高く、技能試験の難易度もやや高めです。
⑥ 自動車整備
車検・点検・整備作業。
国家資格との関係もあり、一定の知識が必要です。
⑦ 航空
空港でのグランドハンドリングや整備補助。
安全管理意識が重要です。
⑧ 宿泊
ホテル・旅館での接客や清掃。
日本語での接客対応が求められます。
⑨ 農業
野菜・果物の栽培や収穫。
季節変動があり、地方での就労が多いです。
⑩ 漁業
養殖や漁船作業。
体力的負担が大きい分野です。
⑪ 飲食料品製造業
食品加工・製造ライン業務。
安定した需要がある分野です。
⑫ 外食業
飲食店での調理・接客。
人手不足が慢性化しています。
⑬ 自動車運送業
トラック・バス・タクシーの運転業務。
新設分野であり、制度理解が重要です。
⑭ 鉄道
駅業務、保守点検など。
安全性・正確性が求められます。
⑮ 林業
森林整備や伐採作業。
自然環境での作業が中心です。
⑯ 木材産業
製材・加工など。
林業と関連が深い分野です。
分野ごとの共通点と違い
特定技能1号の各分野には、共通点と違いがあります。
共通点
- 技能試験+日本語試験が必要
- 即戦力としての就労が前提
- 転職(同一分野内)が可能
違い
- 日本語レベルの実務要求
- 体力負担
- 都市部か地方か
- 賃金水準
企業が分野選択で注意すべきポイント
受入企業は、分野選びの段階で以下を意識する必要があります。
- 自社業務が対象分野に該当するか
- 技能試験の内容と一致しているか
- 外国人材に求める日本語レベル
- 定着しやすい職場環境か
分野の選定ミスは、不許可や早期離職につながります。
まとめ|分野理解が受入成功のカギ
特定技能1号は、16分野それぞれに特徴があります。
単に人手不足だから導入するのではなく、
- 業務内容
- 人材との相性
- 教育体制
まで含めて検討することが重要です。
制度理解と現場設計の両方が揃って、はじめて安定した受入が実現します。
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