特定技能1号の対象分野一覧|19分野の仕事内容と特徴

特定技能1号の対象分野とは?

特定技能1号は、人手不足が深刻な産業分野において、一定の専門性・技能を持つ外国人を受け入れる制度です。

2024年の制度拡充により、対象分野は19分野となりました。

特定技能1号|19分野一覧

現在の対象分野は以下の通りです。

 

  1. 介護分野
  2.  ビルクリーニング分野
  3.  リネンサプライ分野
  4.  工業製品製造業分野
  5.  建設分野
  6.  造船・舶用工業分野
  7.  自動車整備分野
  8.  航空分野
  9.  宿泊分野
  10.  自動車運送業分野
  11.  鉄道分野
  12.  物流倉庫分野
  13.  農業分野
  14.  漁業分野
  15.  飲食料品製造業分野
  16.  外食業分野
  17.  林業分野
  18.  木材産業分野
  19.  資源循環分野

従来の12分野から拡大され、物流やインフラ関連の分野も追加されています。

各分野の仕事内容と特徴

①介護分野

主な業務

  • 身体介護(入浴・排せつ・食事介助)
  • 生活支援(掃除・洗濯・買い物)
  • レクリエーション補助
    ※訪問介護は対象外

②ビルクリーニング分野

主な業務

  • 建物内部の清掃(床・窓・トイレなど)
  • 衛生管理・美観維持
  • 清掃機械の操作

③リネンサプライ分野

主な業務

  • シーツ・タオルなどの回収・洗濯・仕上げ
  • 仕分け・出荷作業
  • 工場内でのライン作業

④工業製品製造業分野

主な業務

  • 機械加工・組立・検査
  • 溶接・塗装・鋳造など
  • 製造ライン業務全般

⑤建設分野

主な業務

  • 型枠施工・鉄筋施工
  • 内装仕上げ・左官・配管
  • 建設現場での各種作業

⑥造船・舶用工業分野

主な業務

  • 船体の組立・溶接
  • 塗装・配管作業
  • 船舶関連機器の製造

⑦自動車整備分野

主な業務

  • 車検整備・点検
  • 修理・部品交換
  • 整備記録の作成補助

⑧航空分野

主な業務

  • 空港での地上支援業務(グランドハンドリング)
  • 航空機の整備補助
  • 手荷物・貨物の搭載作業

⑨宿泊分野

主な業務

  • フロント対応・接客
  • 客室清掃・ベッドメイク
  • レストランサービス

⑩自動車運送業分野

主な業務

  • トラック・バス・タクシーの運転
  • 配送・乗客対応
  • 車両点検・安全確認
    ※運転免許など条件あり

⑪鉄道分野

主な業務

  • 駅業務(改札・案内)
  • 車両整備・検査
  • 線路保守作業

⑫物流倉庫分野

主な業務

  • 入出庫作業・ピッキング
  • 梱包・仕分け
  • フォークリフト操作(資格必要)

⑬農業分野

主な業務

  • 栽培管理(播種・収穫)
  • 農作物の選別・出荷
  • 畜産業務(飼育・搾乳)

⑭漁業分野

主な業務

  • 漁船での漁労作業
  • 養殖業務(給餌・管理)
  • 水産物の処理・出荷

⑮飲食料品製造業分野

主な業務

  • 食品加工・製造
  • 品質管理・検査
  • 包装・出荷作業

⑯外食業分野

主な業務

  • 調理・盛り付け
  • 接客・配膳
  • 店舗運営補助

⑰林業分野

主な業務

  • 伐採・造林作業
  • 森林整備
  • 木材搬出作業

⑱木材産業分野

主な業務

  • 木材加工・製材
  • 合板製造
  • 建材の加工・仕上げ

⑲資源循環分野

主な業務

  • 廃棄物の分別・リサイクル
  • 再資源化処理
  • 環境保全業務

分野ごとの共通点と違い

特定技能1号の各分野には、共通点と違いがあります。

共通点

  • 技能試験+日本語試験が必要
  • 即戦力としての就労が前提
  • 転職(同一分野内)が可能

違い

  • 日本語レベルの実務要求
  • 体力負担
  • 都市部か地方か
  • 賃金水準

企業が分野選択で注意すべきポイント

受入企業は、分野選びの段階で以下を意識する必要があります。

  • 自社業務が対象分野に該当するか
  • 技能試験の内容と一致しているか
  • 外国人材に求める日本語レベル
  • 定着しやすい職場環境か

分野の選定ミスは、不許可や早期離職につながります。

まとめ|分野理解が受入成功のカギ

特定技能1号は、19分野それぞれに特徴があります。

単に人手不足だから導入するのではなく、

  • 業務内容
  • 人材との相性
  • 教育体制

まで含めて検討することが重要です。

制度理解と現場設計の両方が揃って、はじめて安定した受入が実現します。

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